急性腸炎でした

  • 夜中、あまりにお腹が痛くてなかなか寝付けなかった。日中も腹痛のことが気がかりで、おまけに頭がほんのり痛かったりと、体がだるくてなにもできなかった。夕方、内科にかかった。診断結果、急性腸炎。薬を4種類出してもらう。絶食かと思って悲しんでいると、「おかゆとうどんは食べてもいいです。ジュースはだめだけど、水とお茶とスポーツ飲料は大丈夫。ガムと飴も食べていいですよ」という救いの声が。うどんが大好物でよかった。
  • 急性腸炎がうつる類の病気だということをはじめて知る。手を洗ったあとのタオルは別のものを使うこと、お風呂はいちばん最後に入ることなど、諸注意を受ける。「特におじいちゃんには近づかないように。最近目に見えて体力がなくなってきているからね」という先生の言葉を聞いて、やっぱりかと思う。年がら年中じいじの体調は停滞気味で、しょっちゅうどこが悪いのここが痛いのとばあばに訴えては煙たがられている。そんなだから、童話のオオカミ少年のように、ことの重みが分かりづらい。何度も念押しする先生の、力の入った目を見て、本当に具合があまりよくないのだと分かった。
  • お母さんがひさしぶりに口をきいてくれた。パジャマでなくジーンズにTシャツ姿で、家事をしていた。二日ぶり。ご飯なに食べるの、おかゆなら大丈夫かしら、無理しないで食べたい量だけにしときなさい、具合の悪い娘を気遣ってくれる。